東京ドームで行われている「キルトフェスティバル」
行って来ました。〔開催は明日まで〕
まさに布と針と糸の祭典です♪
年々大盛況、こんなにも世の中キルト好きな人で
溢れている事に改めて驚きました。
以前はキルトを楽しんでいた私、
恥ずかしながら、すっかり遠のいてしまってますっ。
キルトから学んだ事が多く手仕事の魅力を知ったきっかけでもあり
丁寧にモノを作る姿勢を大好きなキルトの先生から影響を受けました。
裂き織りを制作するのも布や糸の魅力を
どーんと知った事から始まりました。
いまだ先生の教えの半分さえ出来ていないおちこぼれだけれど
気持ちだけはいっぱい近づいたつもりっ。
その飯田先生のキルトが奨励賞を受賞されていました。
一つ目の作品です。
画像がぶれてしまい残念っ。
先生のお兄様が学童疎開の時使用した大風呂敷なのです。
使う事がなくなってずっと忘れられていたのでしょう。
どこかに仕舞われて、戦後70年こうして生まれ変わるのも
この布は生かせる人を待っていたのかも。
戦争を経験し疎開先で家族とはなれたお兄様は
さぞ心細かったでしょう。
それでも子供なり未来に夢を持って頑張って耐えたのですね。
長い年月眠っていた藍の大風呂敷はきれいな刺し子で蘇り
この一週間でおそらく何万人ものキルター達に
戦争の過ちや大切な何かを伝えた事でしょう。
先生の想いで「みんな夢があった」とお題がありました。
どれも素晴らしかったけれど、人ごみを掻き分け
どうにか綺麗な画像が撮れたものを選びました。
山下公園のイチョウ並木を思い出します。
何も言えない・・・。
皆さん芸術家です。
植物のモチーフが私は好きだなぁ。
自然界にあるものすべてデザインになっているのね。
実際に行けなかった方にほんの少しですが
美しさを感じてもらえたかしら?
カメラマンの腕がねぇ。
posted by くるみ at 21:33| 神奈川 ☀|
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