
両親の若かりし頃の話をお世話になった方から聞く事が出来て
目から鱗が落ちた気がします。
これまでハチャメチャな親でしたが、今それぞれ施設で落ち着き
穏やかな時間を過ごしている事には、ただただ感謝です。
子供時代、我が家にはクリスマスや年末年始のお正月らしい思い出が
ほとんど無くて、大人の事情で振り回され続けた日々も納得出来
それが正しいとか間違いとか決める事は出来ないまでも
親自身、裸一貫で田舎から出てきた中で
負けん気でひたすら突っ走り、小さいながらもマイホームを作る事が
最大の目標だったのでしょう。
一人っ子で何でも買って貰えていいねと友達には羨ましがられても
実は新品の服はあまり着て無くて、よそからのお古だった事。
5着のお古よりも1着の新しいお気に入りを買って貰いたかったあの頃。
質素倹約を守り、母はコツコツ内職、大工仕事でさえ父が見様見真似で
増築した新品とは言えない部屋や物置など、よそのお家と何かが違うと
子供ながらカッコ悪い家と思っていた子供時代でした。
それでもお風呂が出来た時は、父が作った為
コンクリートの床で足が痛くて使いにくかったけれど、心から嬉しかった。
両親にしてみると自分たちが汗水流して作り上げたお城であり
十分なお金が溜まってからじゃなくて、出来る事をその時々でやり続けて
ひたすら歩み続けた事実は、普通ではないけど
なかなか出来る事ではなく、努力してきたのだなぁと。
整ったピカピカの綺麗な家じゃなかったけれど
あの頃は、自分の部屋がある事が嬉しかったなと思い出しました。
一人の空間があったから、親とは真逆の自分らしさを培ったのかなと。
訳わからない話になってしまいましたが
何でも作り出せる姿を見て育ってきたから、ジャンルは違えど
必要なものは作ってみようかなと、チャレンジする自分がいるのかなと
影響はあるものですね。
今日は色々と昔の事を振り返る貴重な日でした。

あんず、お留守番お疲れ様でした。
お利口さんでいてくれて、ありがとうね。
「番犬、任せてワン☆頑張ったから眠いっ・・・💤」
posted by くるみ at 22:41| 神奈川 ☀|
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