自分では何一つ立ち行かなくても、本人には意地があって
言い分は守り続けたい。
プライドだけは強く、そして人は信じられない。
娘なんて、もってのほか・・・
(在りし日のバニラとナツメ)
介護のプロは、本人の言葉を否定する事は無く肯定してくれる。
ゆえに本人は心地よくて、どんどん話を続けて
仕舞には、自慢話に花が咲いている。
関わる皆さん、忙しいのに辛抱強いなと思うけれど
時間が無駄に流れたようで、実は急がば回れなのだと
実感しました。
たくさんの人が時間をかけ、地盤を固めてくれて来た事
そしてケアマネさん達のおかげ様で、やっと父に
ヘルパーさんが介入出来る事に!!
しかし、本人が当日、追い返す事も念頭に入れ
暫くは私が立ち会う事に。
これも時間の無駄なのだけれど、しょうがないね。
長い目で見て、確実に継続していけるように
努力出来る事はしようか‼
フレンチブルドッグのバニラやナツメと父を比較する事自体、
そもそもが最低な娘だとは思うけれど
あの子達の方が私の気持ちをちゃんとわかっていたなぁ。
悲しい時は寄り添ってくれたし、そっとしてくれたし
楽しい時は一緒にはしゃいでくれたし
褒めたり叱ったりも、ちゃんと真っ直ぐに答えてくれた。
犬バカですから、犬語がだいぶ理解出来たかもしれないっ?
父の言葉は、詰まらなくて愚か過ぎて切ないだけだ。